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ご質問詳細と回答 |
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私の祖父が亡くなり神棚に飾っております位牌を誰が引き継ぐかでもめております。 |
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お世話になります。
あっ君ともうします。
以前にもご質問させて頂き、非常にためになりましたので、また質問させて頂ければと思います。
私の祖父が1人暮らしをしておりました。
私の祖父が亡くなり、神棚に飾っております【いはい】を誰が引き継ぐかでもめております。
私は長男の子であり「孫」にあたります。
その長男(私の父親)は、精神病で自宅に戻る可能性が無い状況です。
私は、結婚し別のマンションで暮らしています。
私の実父の兄弟が3人生存しております(おじ、おば)。
その3人から、長男の子である為、私が引き継ぐべきと主張されており、困っております。
私の妻は「冗談じゃない」「なぜ子供を飛ばして孫なんだ」と怒りまくっております。
普通は、長男が引き継げない場合、その兄弟となるのでしょうか?
あるいは、長男の子である私となるのでしょうか?
ご意見を頂きたいと思います。
宜しくお願い申し上げます。
あっくん様 |
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あっくん様
早分かり葬儀参列の市川です。
ご祖父様の位牌をどなたが引き継ぐかということですね。
結論から申しますと、長男であるお父様が難しいということであれば、
その子であるあっくんさんが引き継ぐのが、
日本では多数派の考え方です。
なぜそういう考え方になるかということですが、
古来からある「家」の考え方、
詳しくは「本家」と「分家」という考え方に起因しています。
家長である祖父が亡くなり、その子が複数いる場合は、
長男が家を継ぎ、新たな家長となります。
そして、その家長に子がいる場合は、その子に家が継がれていきます。
家長に子がない場合や、継ぐのが困難な場合以外は、
兄弟にスライドするということはありません。
※古い家などで女子しか子がいない場合、養子を迎えるのはこの為です。
ご質問のケースに戻りますと、
お父様はご長男ということですので「本家」、
おじ様は「分家」、
おば様は嫁がれて「別の家に入った」ということになりますので、
あっくんさんが「本家を継ぐ長男」となります。
※おじ様が家を継がれるということであれば、この限りではありません。
お墓の継承者としての考え方もこれと同じです。
代々のお墓があった場合は、本家筋の者だけが入り、
分家の者は、新たに墓地を設けるのが一般的です。
ですから、あっくんさんの家に代々のお墓があった場合は、
ゆくゆくの墓地の継承者はあっくんさんということになります。
おじ様達は、この考え方を持って、
あっくんさんが位牌を継ぐのだといっているのでしょう。
奥様がお怒りになるのも分かりますが、
そういう考えがあるということをご説明されてみてはいかがでしょうか。
説明が分かりづらかったかもしれませんが、
以上、ご参考になれば幸いです。 |
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