[告別式]
ひとくちに「告別式」と呼んでいますが、本来は「葬儀」「告別式」と分かれているものでした。しかし最近では2つを続けて行うのが一般的です。
今でも葬儀と告別式の時間が分かれている場合がありますが、その場合は、友人や知人程度の関係なら、葬儀式の時間は待機し、後半の告別式から出席しましょう。
通夜が、焼香→通夜振舞い→帰宅と流動的なのに対し、葬儀・告別式は開始から終了まで参列するのが基本です。
開始時間に遅れないよう、早めに到着しておきましょう。携帯電話の電源は切っておきましょう。
お悔やみを述べ、香典をお渡しし、記帳をしたあと、返礼品の引換券を受け取り、焼香の順番まで待機します。通夜でお香典をお渡しした場合は、「昨夜も参りました」とお伝えし、記帳だけ行います。
着席を進められたら、前のほうから詰めて着席しましょう。係員から案内があったら、順番に焼香します。(詳しくは9P焼香にて)
引換券を返礼品と交換します。
時間がない場合は、ここで帰宅となりますが、最後まで参列するのが基本です。
次の「別れの儀」とは、遺族が故人の柩を閉じ、最後のお別れをする儀式です。参加を希望する場合は、案内にしたがって参加し、遠慮する場合は、出棺見送りまで待機します。
故人と最後のお別れをします。
喪主の挨拶のあと、出棺です。冬の場合でも、出棺時だけはコートを脱ぎ、合掌して見送ります。
特に親しい方で、遺族から声をかけられた場合のみ、火葬場へ同行します。
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