[通夜・告別式のNG]
◆遅刻する
開始時間の案内通りに到着するようにしましょう。読経や弔事の最中に着席するのはできるだけ避けてください。
もし、やむを得ない事情で遅れてしまったときは、遅れたお詫びを述べ、焼香をさせてもらいましょう。
すでに受付に人がいなくなってしまった場合は、香典を直接遺族に手渡すか、遺族の前で祭壇に供えます。
◆香典に新札を包む
結婚式では新札を使用しますが、お葬式では逆に失礼とされています。古くからの考
え方で、新札を使うということは「前もって死を予期して用意していた」「待ってい
た」とされますので、注意しましょう。もし、新札しか手元にないという場合は、折
り目をつけてお包みします。
◆遺族と長話をする
お葬式では、親しい間柄でない限りは、遺族に挨拶するのは控えます。
あなたが参列したということが、弔意を表したということになりますので、無理に遺族を探して声をかける必要はありません。
遺族と親しかった場合でも、長話をするのは控えましょう。遺族にゆっくりとお別れをさせてあげるためにも、お悔やみの言葉は、手短に述べるのが基本です。
◆遺族へ死因を聞く
これは、最も配慮に欠ける行動です。くれぐれも悲しみを増長させるような言動は控えましょう。
また、遺族の感情に訴えるようなオーバーな表現も慎みましょう。
◆知り合いを見つけて話しかける
お葬式では、お知り合いに会うこともあるかと思いますが、仕事の話や近況など、世間話をするのはマナー違反です。
お葬式の場所は、同窓会ではありません。遺族への最低限のマナーとして、私語は斎場を出た後からにしましょう。
大きな声を出している方もたまに見受けられますが、場をわきまえていないと見られてしまいます。
◆通夜振る舞いを遠慮する
参列者は通夜振る舞いをとらない地域もありますが、通夜振る舞いには、故人への供養の意味があります。
通夜振る舞いへ促されたら、箸を付けるだけでも構いませんので、お断りしないようにしましょう。
また、「食事」ではありませんので、
あまり長居をしないようにしましょう。
◆小さなお子さんを連れて行く
静かにしていられる年齢であればかまわないのですが、ぐずりやすい年頃の小さなお子さんは、近しい親戚でない限り、通常は同席させません。可能な限り、身近な方などに預かっていただくようにしましょう。
◆キリスト式のお葬式で、「ご愁傷様です」「心よりお悔やみ申し上げます」と声をかける
キリスト教の場合、天に召されるという考え方ですので、お悔やみという考え方はしません。
「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」という言い方が一般的です。
「これをやったらNG!」という内容を、場面ごとに紹介していきます。 |
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