[代理の人にお願いする]
死亡の連絡を受けた本人が、入院や仕事の都合などで不在のときは、家族が代理人として弔問に行きます。そして後日改めて弔問するのが一般的です。
代理人は配偶者か、あるいは成人に達していれば子供でも構いません。また、代理人は故人や遺族と面識がなくても構いません。
もし、代理人をたてられないときは弔電を打ちます。そして後日、お悔やみの手紙を書き、弔問にいけなかった事情を書きます。
本人も弔問にいけず,代理人もたてられないときは、電話でお悔やみを・・・、と考えがちですが、喪家は取り込み中ですから、電話はなるべく避けたほうがいいでしょう。
やむをえない理由があって電話をした場合も、遺族を電話口に呼び出すことは配慮に欠けます。
[代理人として弔問する]
喪家に行ったら、代理人であることと、代理で来た事情を簡潔に伝えて、お悔やみを述べます。
例)「主人が海外に出張しておりますので、本日は私が代理で参りました。この度は誠にご愁傷様です。お悔やみ申し上げます。本人も大事のときに申し訳ないと申しておりました。」
ご自分も参列する間柄で、あわせて他の方の香典も預かっている場合は、受付で人数分の香典を手渡した後、自分の名前の他に預かってきた人の名前を、別欄にそれぞれ記帳します。
自分には面識がなく、純粋に代理として参列する場合は、受付で香典を手渡した後に、来られなかった方の名前を記帳します。
また、その場合、代理で持参したことを示すために、来られなかった方の名前の下に「代理」(妻の場合は「内」)と書き、その下に自分の名前を小さく記しておきます。
|