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ご質問詳細と回答 |
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参列のお礼状に対しての返信について |
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先日、親友の告別式に参列したところ、ご家族よりお礼状を頂きました。
それに対するお悔やみの手紙を書きたいのですが、失礼があってはいけないのでなかなか筆が進みません。
具体的な例文もないので、参考にさせて頂けるようなものを示して頂けると助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。
ゆかり様
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ゆかり様
早分かり葬儀参列の市川です。
参列へのお礼状が届いたとのこと。
葬儀直後なのでしょうか、それとも、四十九日が過ぎたという内容でのお手紙でしょうか。
どちらにも共通することとしては、不幸が繰り返さないようにと、お礼状への返事は出さないのがマナーですし、お悔やみの手紙という内容も、遺族にいつまでも葬儀を引きずらせないためにも、避けたほうが良いでしょう。
ご遺族に手紙を出したいというときは、ご家族の体や悲しみを気遣う内容で、「お見舞いの手紙」を送るのが適しています。
ちなみに「ありがとうございます」という言葉は使いません。
仏前に供えていただくお花と一緒に送ってもいいでしょう。
例としては、
「
敬復
日差しがあたたかくなってまいりました。
(四十九日後の場合)◇◇さんの四十九日が無事に過ぎたとのこと。ご丁寧にご連絡をいただき恐縮です。
(葬儀直後の場合)この度は、ご丁寧にお手紙をいただき恐縮です。
◇◇さんとは、10年来のお付き合いをさせていただき、よく仕事の相談にものっていただきました。
いつも自分のことのように真剣に考えてくれる仲間からも頼られる存在で、時には朝まで語り明かすこともありました。(このようなエピソードをいくつか)
◇◇さんは私にとって、今でもかけがえのない親友です。
皆様の御心中を察しますと、少しも意が尽くせず、筆が至らないのがもどかしくてなりませんが、何かお役に立てることがございましたら、どうぞご遠慮なくお申し付けください。
すぐに参上いたします。
夜はまだ冷えますので、どうぞご自愛くださいませ。
とりあえず書面をもって失礼させていただきます。
敬具
平成21年3月23日
ゆかり 拝
○○○○様
」
お悔やみではありませんので、前文等も略さず、このような文章で良いと思います。
構成としては、
[1] 頭語:拝啓・敬複など
[2] 時候の挨拶
[3] 本文
[4] 結語:敬具・かしこなど
[5] 日付
[6] 署名
[7] 宛て名
となります。
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市川様
先日は、大変ご丁寧に質問にお答え頂き、ありがとうございました。
ご指摘頂いたように、お礼状への返事は控えた方が良いと判断し、私からは何も返していませんでした。
四十九日を前に、故人のお姉様と連絡をとる機会があり、正直にお手紙の件をお伝えしたところ、落胆されているご両親様への励ましの手紙は快く承諾してくださいました。
早速、例文を参考に手紙を書き、お供えの品物に添えて送りました。
これで私の気持ちも落ち着くことができました。
ありがとうございました。
また困った時は宜しくお願い致します。
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